■コピーコントロールCDを徹底的に総括する 〜ファンとアーティストを傷つけ、法制度面でも問題山積(ASAHI パソコン ニュース@asahi.com)

 今秋、コピーコントロールCDCCCD)が大きな節目を迎えた。業界で最初にCCCDを導入し、ほぼすべての新譜をCCCD化してきたエイベックスが「運用の弾力化」を発表、適用を大幅に縮小した。次に、新譜を原則CCCD化していたソニー・ミュージックエンタテインメントSME)が全面撤退を表明した。一方、最大手の1つ東芝EMIは引き続き推進する構えだ。議論を呼んだCCCDは、著作権をめぐるビジネス・法・技術に関しても大きな教訓を遺した。この機会に問題を徹底的に整理してみよう。(パート1・津田大介、パート2・丹治吉順)

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