ソニー、中国で番組制作 合弁会社設立、外資で初

『ソニー、中国で番組制作 合弁会社設立、外資で初 』(sankei web)

 ソニーの米テレビ番組制作会社、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン・インターナショナルは24日、中国の国営大手映画会社、中国電影グループ傘下の華龍フィルム・デジタル・プロダクション(CHINA FILM GROUP HUALONG DIGITAL PRODUCTION CO., LTD)と合弁でテレビ番組の制作会社を設立したと発表した。
 中国政府は最近、テレビ番組制作事業への規制を緩和。ニュース以外の番組制作に限り、出資比率は49%が上限などの条件付きで合弁方式の外国企業参入を認める決定をしたばかり。今回はこの適用を受けた第1号。
 合弁会社は北京に本社を設置。デジタル放送向けの中国語のテレビドラマを制作し、将来的には中国向けだけでなく、アジア全域に番組ソフトを販売していくことを目指す。 規制緩和を受け、米娯楽・メディア大手バイアコムや、オーストラリアを本拠地とするニューズ・コーポレーションなどが中国のメディア市場への参入を本格化させるとみられている。(共同)