『録画ネット』のエフエービジョンがNHKと在京民放放送局から提訴。

※参照記事⇒『日経NE』の2004/09/13号『 小さな「録画ネット」にテレビ局がかみつく理由〜放映権の「国境崩壊」を恐れる 』

「日本語のテレビ番組を渇望している海外のユーザーから,サービスを続けてほしいという声が寄せられている。どうにかして続けたいのだが…」(エフエービジョン)。  海外居住者など向けに,パソコンで録画したテレビ番組をインターネット経由で送信するサービス「録画ネット」をめぐり,このサービスを運営するエフエービジョンと放送局側のにらみ合いが続いている。著作権法に違反するのか,しないのか――。両者の話し合いは平行線をたどった末,放送局側は東京地方裁判所に対して2004年8月にサービス停止の仮処分を求める申請を行った。