CX フジテレビ/報道ヒューマンスペシャル 13歳の遺言〜健ちゃんが伝えたかったこと〜

河村隆一
TVblog

番組は、小学校1年生のときに突然「脳腫瘍」を発症した男の子が13歳で亡くなるまでの記録を構成したもの。主に、母親が収録していたビデオの再編集で成り立っている。
注目したのは、以前フジテレビで連続的に放送された「看護婦最前線」に、この家族が寄せた投書に番組スタッフが動いて番組化したことだ。Open Media NetworkやYouTubeなどつぎつぎにアップロードされる映像とそれを放送メディアに関わる職人としてのプロがどう関わるかを考えさせられる。
母親が収録した映像から触発され、河村隆一が曲を作るという、いかにも"放送らしい"しつらえになっているのだが(成功していない、というか余計なお世話。。)、これは、おそらくそういう「しつらえ」がないと編成されなかったということに違いない。
HDRが普及したり、SonyのTypeXなどが廉価で大衆化してくれば「編成」などという仕事もどんどん無意味になっていくのだろうが、「河村隆一が新曲を書き下ろし」というしつらえであっても、深夜編成とは。。。フジテレビ 2005/09/21 02:58〜
企画者は、「報道2001」の黒岩祐治氏。