朝日新聞(31)TVこのセリフ『ラストクリスマス』(坂元裕二・脚本/フジテレビ)

●『私に告白するにはねぇ、あんたの年収は桁が一つ足りないの」(Megumiの演じる高瀬彩香)ライター:磯村完
”・・・・面と向かって放った言葉、はり倒してやりたくなる言い草だが、身震いするほど小気味いい。幸せをつかむためなら人目なんか気にしちゃいられないという気迫。やはり、言葉は言霊(魂)だ。腹のすわった言葉は何であれ、力がある」
※「言霊」とは恐れ入る。安達祐実の『同情するならカネをくれ!」(『家なき子』)に”官能”した男どももそうだが、こういうマゾヒズムが厄介。大多亮坂元裕二はともかくも、現王園には、新機軸出して終わって欲しい。。。
※この「磯村完」というライター、名前が記憶にあったが、ググって見たら、廃刊になってしまった『サイアス』(2000/12)に『海からウラン採取 エネルギー問題に妙手・海水ウランの補集が実用化へ(磯村完)』とか『マイクロマシン 21世紀のキーテクノロジー開発計画大詰め、新たな市場の創出にも期待(磯村完)』とか、『サイアス 』(1999/06)には『いいモノ学の百年 技術の20世紀「博覧会」紫煙に透ける500年の興亡技術と感性が安らぎを与えた(磯村完)』とかが目に付いて思い出した。