プロダクト・プレイスメント

[H-Yamaguchi.net]さんによると、日本のテレビ初のプロダクト・プレイスメントは『ハリスの旋風』(1966/提供:ハリス製菓)の「ハリス学園」だそうだ。主人公の名前が「石田国松」だったとは。。大山のぶ代だったよね声、「園長」が若山弦蔵。この項、いつにも増して絶妙!⇒『 ゲームにおけるプロダクトプレースメント 』

思わず、「ハリスの旋風」でググっていたら、[TIME is HONEY]さん『学園を KOするのは 昨日のジョー』にぶつかった。えっ、これってフジテレビだったんだ。。。。

僕は、石田国松が生まれてなければ『明日のジョー』の魅力は半減したと思う。男という生き物は完全無欠の主人公を認めたがらない。すくなくとも当時はそうだった。星飛雄馬や石田国松が短躯なのは、そういう理由もあったと思う。格好い“ジョー”を許せるのは、命を削って青春に灯をともすからでも、そのために恋を捨てるからでもない。 それらは悲しいことであっても格好いいのだ。
では、ジョーに欠けているものは何か?それは幸せな子供時代だろう。『明日のジョー』の初めのほうで、子分達と金儲けをして理想の施設をつくろうとするエピソードがある。 おそらく寂しい子供時代を過ごしたであろうジョーが一番輝いていた時間だったと思う。このとき、ちばてつやの頭の中には国松がダブっていたはずだ。ほんのひととき石田国松になれたジョーの悲しさがあってこそ、永遠のヒーローになれたのだ。
その対比が眩しいほど、国松は当時の子供達の太陽のような存在だった。

すごいことを言っている人はいるもんだ。。。profileが、また気に入った!「最初に憧れた人は『うず潮の林美智子』」ときた!わかる、わかる、、尤もこちらは3歳から島倉千代子とモデルの松田和子の一点張りだったし。。朝ドラは『たまゆら』の亀井光代なんて気になっていたし、なんといっても『横堀川』の南田洋子でしょ!こういう変遷を正確に思い出していくと何かがわかるかも知れないね。いやぁ、なんか嬉しい。。久しぶりに!ありがとう、ご両人!