NHK-ETV/ETV特集『人生を取り戻したい』

http://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2004/1016.html

対症療法ではなかなか回復しない患者に対して、医師たちが専門を超えて協力したり、さらには精神科医や心理カウンセラー、家族などが協力して、精神環境、精神史をも視野に入れながら治療していこうという「全人的医療」の動きが盛んです。対症療法と平行して行われる音楽療法を初めとする様々な療法を通して、患者ひとりひとりのQOL(クオリティーオブライフ)を向上させようという試みです。
 自動車事故によって脳に重度の後遺障害を負った人々の治療とリハビリを専門に行っている医療現場。そして、痴ほうや意識障害といった困難に直面した中高年の人々の治療とリハビリを行っている医療現場。番組は、聖路加国際病院日野原重明さんの解説を交え、全人的医療を目指す医療現場とスタッフ、患者と家族の奮闘を描きます。

※キーワード 帯状回 視床 基底核 心身医学 全人的医療
※(日野原)音楽療法を唱えたガストン  cf)??ガストン・ネサン⇒ソマチッド(DNA前駆物質)の発見者
日野原重明さんの言葉「音楽は、こんなにも人の心と心を通わせる力をもっている。もしも言葉が、人の心と心をうまく通わせることができるのであれば、音楽療法などは生まれなかった。」(ガストン)−これが、音楽療法の真髄です。