映像制作に、電通・関西電力・NTTデータなど資金支援 ＠日本経済新聞夕刊

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20041004AT1D0300904102004.html

　電通、ＮＴＴデータ、関西電力など10社はドラマやアニメなど映像コンテンツ（情報の内容）制作を資金支援する新会社を設立、今月中に活動を始める。作品ごとに特別目的会社（ＳＰＣ）を設立して銀行などから年50億―60億円を調達、制作会社などに貸し付ける。「冬のソナタ」など韓国系コンテンツに押され気味の国内コンテンツ産業の振興につなげる。
　新会社はアイコット（大阪市、片柳敦社長）。資本金は1億5100万円で、電通、ＮＴＴデータ、関電が各13.25％、携帯向けコンテンツ制作の日本エンタープライズ、著作権関連コンサルティング会社アリコシステム（東京・大田）、関電系通信会社ケイ・オプティコム（大阪市）などが残りを出資する。新会社は支援する作品ごとにＳＰＣを設立。日本政策投資銀行、民間銀行、証券会社から融資や出資を受け、ドラマやアニメなどの制作会社に一作品当たり1億円を貸し付ける。作品ごとにＳＰＣをつくることで金融機関の融資リスクを限定、制作会社からは引き換えに著作権を譲り受ける。

【追記】日経産業新聞(2004/10/06) ２面
マイナー出資企業名追加：インターボイス（東京・千代田・制作会社）金羊社（東京・大田　DVDプレス）
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http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20041005AT1D0502V05102004.html
http://www.shimbun.denki.or.jp/backnum/news/20041006004.html