朝まで生テレビ『激論!日本のプロ野球はどこへ行くのか? 』

近鉄オリックスの合併に端を発したプロ野球の1リーグ制導入の動きは、ご承知の通り、選手会や多くのファンの猛烈な反発に合い、混迷を極めています。近鉄オリックスの合併は正式に認められたものの、選手会との交渉では、パリーグ6チームの可能性を残すようなニュアンスの見解が経営サイドからは出されました。その結果、今月11、12日のストはどうにか回避されたわけですが、まだまだ予断を許さない状況にあります。シーズン終盤を迎えて、試合の重要度も増す中、選手のみならず多くのファンも試合そのものに集中できない状況です。今、プロ野球界が直面している問題が「これから数十年に渡るプロ野球界の在り方を決定する問題」であるという古田選手会長の認識は、まさにその通りでありますが、その問題の解決のために今求められていることが、現状の維持なのか?それとも。球団の経営改善努力の問題なのか?はたまた1リーグ制も視野に入れた大幅な構造改革が必要なのか? …議論の余地は多くあると思われます。
7月の「朝まで生テレビ!」では、当事者である古田選手会長、堀江ライブドア社長などにご出席いただき、この問題について討論を行ったわけですが、事態が大きな山場にさしかかった今、改めて、球界OB、評論家、ジャーナリスト等々、更にはファン代表として各界の著名人の皆さんにもお集まりいただき、今、目の前の問題をどう解決するか?更には、これから10年、20年先のプロ野球がどうあるべきなのか?を徹底討論したいと思います。

司会:田原総一朗 進行:長野智子,渡辺宜嗣
パネリスト:伊藤修(プロ野球機構選手会担当顧問)小林至(江戸川大学助教授,元ロッテ)坂井保之プロ野球経営評論家)坂本幸夫(元読売巨人軍オーナー秘書兼広報部長)玉木正之スポーツライターテリー伊藤(演出家)野崎靖博(日刊スポーツ編集委員野村克也シダックス監督)広瀬一郎(経済産業研究所上席研究員/元電通)村田佳寿子(「日本環境ジャーナリストの会」理事,元文化放送プロ野球キャスター)